こんにちは 朝市センター保育園です。

 朝市センター保育園は、交通の要衝である仙台駅から徒歩4分という利便性の高い立地にあります。また、朝市センター保育園は、仙台市の中心部に職場をもつ人々の「職場の近くの保育園」として1987年より保育を行ってきました。

 

 

朝市センター保育園はこんな保育園!

<子どもたちの全面的な発達を保障する保育をめざして>

 

 朝市センター保育園は、配置基準を上回る職員の配置で、ひとり一人の育ちに沿ったきめ細かな保育を行うとともに、毎日歩いての探検散歩や、民舞・歌・リズムあそびにも積極的に取り組んでいます。

 また、おにぎりを持って広瀬川河川敷まで足を延ばしたり、保育園の畑がある愛子地域まで電車に乗って遠出散歩にも繰り出します。

 蔵王の麓での夏合宿では、沢に放流されたニジマスを掴み取りしてその場で捌いて焼いて食べる「生きものの命をいただく」体験もします。

 バケツで稲の栽培をしたり、収穫した米を手作業で脱穀したり、畑で育てた大根を切り干し大根にしたり、アレルギーの子も一緒に食べられるみそを手作りしたりと、体と心を健やかに育てる食育活動にも楽しく取り組んでいます。

 お正月の餅つき会の時は、獅子舞とともに仙台朝市場の方々に餅を配って歩きます。七夕や秋の収穫祭など地域の方々とともに季節を楽しむ行事を大切に取り組んでいます。

 

 

<子育てが楽しい環境づくりをめざして>

 

 朝市センター保育園は、普段の保育園での子どもの様子を、保育に参加しながら知ることができる「保護者保育参加」や、年3回のクラス保育懇談会があります。また、保育団体の研究集会への保護者によるレポート提案や、「内部被ばくを考える」とか「就学までにつけたい力とは」など時々の問題関心の高いテーマでの学習会も行われています。PTA・おやじの会・母ちゃんの会・同窓会など保護者と保育者、保護者と保護者、大人と子どもとの豊かな関係を築いていくうえで重要な役割を果たしている様々な「会」の運営も大事に取り組んでいます。家庭と保育園が協力しながら「子ども観」や「子育ての手立て」を共有するとともに、「一人ぼっちじゃない、みんなで楽しい子育てをする」環境づくりに積極的に取り組み発信してきました。

 

 

<働くお父さん、お母さんをしっかり支える保育園をめざして>

 朝市センター保育園は、産休明けの赤ちゃんの受け入れや、夜8時30分までの延長保育の実施など、働きながら子育てをするお父さんやお母さんの就労を支えてきました。特に、待機児童が増え続ける中、兄弟姉妹が一緒に通える保育園、年度途中から入園できる保育園の体制を維持する努力を行ってきました。

 

 

<仙台朝市場とともに>

 

 朝市センター保育園が立地する仙台朝市場には、朝早くから夕方暗くなるまで、一日中額に汗して働く元気でたくましい大人たちの姿があります。毎日、市場通りを通って散歩に出かける子どもたちの一人一人の名前を呼んで声を掛けてくれます。

 行事の買い出しの際には、物心両面からの暖かい支援をいただきます。

 こうした日常的な交流の中で、子どもたちは、大人の労働のリアルな姿と大人の頼もしさに触れ、コミュニケーションの意味と喜びを体験し、たくさんの無償の愛情に包まれて育つ心地よさを知るのです。

 また、給食の食材は、給食担当者が市場に足を運び、「今はこの産地のものがいいよ」とか「この魚が今は旬だよ」などと情報をもらいながら新鮮でおいしいものを選んで購入することができます。市場の魚屋さんが魚の捌き方を子どもたちに教えに来てくれたり、みそ作り用の豆と麹、節分の季節のイワシの頭なども子どもたちが買い出しに行ったりします。はらぺこのお腹だけでなく心もたっぷり満たしてくれる朝市場なのです。

 

 

<制約は、新しい保育を生み出すゆりかご>

 

 朝市センター保育園の開園当初は、「園庭もないビルの保育園で、いったいどんな保育ができるのか?」といった懸念の声も多く聞かれました。しかし、「子どもの本当の願いと子どもの育つ力を真ん中に据えて、大人と子どもが誠実に真剣に関わり合うことが最も大事。園庭がなければ、街中が園庭。アスファルトを突き破って芽を出す雑草のように、たくましく伸びていこう!」と朝市場通りの保育園ならではのユニークな保育を切り拓いてきました。

 街へ繰り出す散歩の日々、その中で出会う四季折々の草花や虫たち、そして、人々の営みは、子どもたちの旺盛な知的好奇心を揺り動かします。

 梅がたわわに実る梅の木の庭にはよく通います。実った頃合いを見て、収穫の許可を取り付け、保育園中で『梅とり』に繰り出します。採集の本能の赴くままどっさり収穫してきますが、それはやがて、梅干しになったり、梅ジュースになったりします。もちろん、梅の木の持ち主にも届けられます。

 春の遠足は、毎年、泉ヶ岳に行きますが、ここぞとばかりに手つかずの自然に飛び込みます。兎平までの小登山や、よもぎだんご用のよもぎ摘みなどを親子で行います。

 運動会は近くの小学校の校庭をお借りしますが、当日はもとより、何回も事前練習にお邪魔させていただく中で、子どもたちは地域の学校の空気を感じ学校の先生方の存在を深く知ります。

 

 都会のビルの中の制約は、その枠組みに窮屈にとどまるのではなく、その枠組みを超えてどこまでも行こう、という発想を生み出しました。制約は、実は、新しい保育を生み出すゆりかごだったのだと思いたいのです。